仕事の内容を教えて下さい

石田:

私はもともと技術部の機械設計課なんですが、現在は製造部・機械課のプログラム室でNCプログラムの作成をしています。
滋賀山下では社内設計の製品を部品製作から組立まで行っていますが、その中で機械課は部品の製作を担当しています。機械課は現在14人で、パソコン上でNCプログラムを組むチームと、そのプログラムによって実際に加工していくチームに分かれています。
加工を担当している人はベテランが多いです。2〜3年前まではプログラムなしで、自分たちの経験と技術だけで機械を動かして部品を作っていた人たちです。今はNCプログラムにより機械を動かし加工をしてもらっています。NCプログラムを担当しているチームは現在3人だけですが、私以外は30歳以下の若い人です。

ーNC機を使わず手作業だけで部品制作することはあるんですか?

石田:

今は、効率化していく為にすべての工程をNC化しています。

ー部品はどれくらいの割合で社内で作られているんですか?

石田:

100%を目指していますが、忙しい時は外注する場合もあります。でも常に8〜9割は社内で作っていますよ。

中村:

私は組立課で4年目です。今、組立課の人数は10人で、若い人が多いですね。ぼくは中途入社なので年数は浅いですが、年齢的には一番上くらいです。仕事内容としては、機械課で作られた部品や他の部材を組み上げて製品にしていきます。全てバラバラの状態から組み上げていきます。

ー加工作業や溶接作業などもされるのでしょうか?

中村:

加工作業というのはちょっとした穴開けくらいでほとんどないですね。ボルトでの部品連結が多いので、溶接作業はほとんどありません。組立てていく作業がメインになります。それと、最終的な動きの調整なんかも組立課の仕事になります。
滋賀山下の製品は大きい物が多いですが、基本は手作業での組み立てになります。クレーンで吊ったりして作業することもありますが、大きいのはフレームやベースで、中に入っている機械の組立ては繊細な作業になります。

片山:

私も組立課で4年目です。中村さんと同じ仕事内容です。

石田:

製造部は、機械課、電気課、組立課、検査課に分かれています。

技術部とのやりとりは多いですか? また製造部から提案することもあるのでしょうか?

石田:

そうですね、やりとりは頻繁にあります。よく会議があるので、そういう場でいろいろ意見を出し合います。
製造部から技術部に、この製品ならこういう仕様がいいのではないか、と提案することもあります。ここは、お互い仕事をしている場所が近くて、すぐに会って話すことができるので垣根はないですね。

中村:

組立課でも技術部の人には頻繁に電話もするし、直接会って確認することが多いので話す機会は多いですね。効率よく組み立てる為に要望を出すこともよくあります。

石田:

あと毎回、組み上がった機械を見てみんなで社内立会検査を行っています。お客様に出す前に最終チェックもかねて討論をしてるんですが、その結果、部分的にですが変更したり作りなおす場合もあります。

入社のきっかけを教えてください

石田:

ぼくは金沢の大学へ行っていたんですが、やはり地元の滋賀県で仕事がしたかったんです。それで滋賀県に本社がある設計の仕事を探していたら滋賀山下をみつけました。やっていることが自動車関連のFAラインということで面白そうだったので会社見学に行きました。そこで、その時工場に並んでいた機械を目にして「こういうのが作れたら楽しいだろうな」と思ったのがきっかけです。

ー入社後の感想はどうですか?

石田:

滋賀山下は設計から製造、組立てまですべて社内で行われるので、もの作りの魅力を感じましたね。
あと、ぼくは設計部に入ったんですが、はじめ意外に感じたのは、書類作業が多かったこと。自社製品なので取扱説明書や組立図なども自分たちで作らないといけないんです。そういう作業は予想外でした。
NCプログラムは設計に似たところがあります。自分が想像したものが形になっていくという点では同じだし、より製品に身近な分やりがいを感じています。

中村:

ぼくは中途入社ですが、先輩の紹介で入りました。車が好きなので自動車関係の物作りができるということに魅力を感じました。
組立課に入って思ったのは、組立て前はよくわからない形の部品がたくさん並べられている状態なんですが、それを設計図を見ながら組み立てていくと、最終的に動くわけです。ただの部品の集まりから製品として動く状態になるまでの工程を体感できるのはやっぱり面白いですね。

ー前の職場でも同じような製造のお仕事をされていたんでしょうか?

中村:

いえ、前は違う仕事をしていました。工業系の学校を出たので知識はあったんですが、仕事としては未経験で入社しました。はじめは、滋賀山下独自の部品ということもあって、どれがどこの部品か全然分からなかった。先輩に教えてもらいながら組立てていく中で、ここに使うのかと覚えていきました。少しずつ経験を積んでいくかんじですね。目で見て覚えるというよりは、やはり自分で実際にやってみて経験して間違っていたら直していくということで身に付くと思います。今で4年目ですが、まだ一通りはできていないんです。まだ全ての装置を組立ててはいないので、まだまだこれから覚えることは多いですね。

片山:

ぼくも中途入社です。もともと物作りが好きでそういう転職先を探していたんです。求人広告がきっかけで、滋賀山下のホームページを見ました。その中で実際に装置が動いている動画を見て、こういう機械を作る仕事をやってみたいなと思って入社しました。
前のところは同じ規格の製品を作る仕事だったんですが、滋賀山下に入って思ったのは、任せてもらえる仕事の範囲が広いということ。前の仕事ではこの工程まで、という線引きがあったんですが、ここではもっと広い視野で仕事をやらせてもらえます。
ここでも同じ装置を作ることはあるんですが、受注先の要望やスペースによって毎回仕様が変わってきますし、完全に同じということはありません。

ーどんなことろにやりがいを感じますか?

片山:

一つの装置を何もないところから設計し、自分たちで組み上げていくところですね。それで組み上がった装置に「こういう動きをしろ」という指令を与えてその通りに動くとやっぱり「やったな!」という感動があります。

ーお客様と直接やりとりする機会はあるのでしょうか?

中村:

納品先で最終の据え付け後の調整をする機会があるので、お客様と直接やりとりすることも結構あります。

思い出に残っている出来事があれば教えてください

石田:

入社3年目、設計時代のことなんですが、自分の設計ミスで現地トラブルがおきたことがあるんです。設計上に3mmのズレがあり、製品の中の大きなネジが折れてしまったんです。2〜3人に現地に走ってもらって急遽の対応をしてもらいましたが、そのことはすごく記憶に残ってます。辛い思い出ですが、同じミスはしないぞと気持ちを入れなおした出来事でした。

就職活動中のみなさんへ一言お願いします

石田:

滋賀山下はもの作りが好きな人にはお勧めです。設計・製造・組立て全部がこの場所で一貫して行われているので、自分が携わってないことでも目にする機会が多いし、勉強になって面白いと思う。一から全部滋賀山下の中で仕上がっていくということが魅力だと思います。
あと、間違いなく流れ作業ではないので、その時々で状況が変わります。そういうことが楽しめる人だったらやりがいを感じられると思いますよ。